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採用情報
Interview
2017年入社
フロアリーダー
介護福祉士
田尻 久代
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未経験から介護業界へ。不安だったリーダー職も今はやりがいに
前職は配送会社で働いていましたが、将来の親の介護を考えるようになり、より深く学びたいという思いから介護業界に興味を抱きました。現在、私は認知症の方を対象とした少人数での共同生活を送るグループホームのリーダーを任されています。ケア方針の統一指導、シフト調整、ご家族への対応などを行っています。初めての業界で知識や経験もなく入社したので、入社4年目にフロアリーダーに任命された当初はチームを導くことに不安がありましたが、当社では一人のご利用者様のために看護師や理学療法士などの協力を得ながら、みんなで知恵を出し合う連携が盛んです。一人で決めるのではなく、チーム一丸となり介護の質を一層高めていくリーダーの仕事は、入居者様の安心感や笑顔につながり、大きなやりがいを感じています。
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介護とは人生に関わりながら寄り添い続ける、すごい仕事
私たちの仕事は、介護や生活支援を行うことが第一です。中でも、ADL(日常生活動作)を維持することが重要です。歩行や排泄など、人の尊厳ともいえる部分を守ることにつながるからです。例えば、車いすではなく歩行を頑張りたい、布おむつから紙おむつにしたくないという入居者様の想いを理解し、いかに長くその方らしい生活を維持できるかが私たちの使命です。そのため、「最期の日までここに居たい」と言っていただくこともあります。そんな時に、こんなに深く人に関わり、寄り添う仕事は他にないと改めて誇りを感じます。年を重ねても自分らしく人生を送っていただけるよう、お一人おひとりの想いに日々向き合い、明日につながる笑顔を生む、人生に関わるすごい仕事だと思います。
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大変さを感じる一方で、大きな幸せをいただいています
グループホームは共同住宅の形態で24時間ケアサービスを提供します。入居者様はスタッフの支援を受けながら、自立した生活を目指します。そのため、「これがやりたい」「やってみたい」という希望や楽しみを見出せるように、フロアでゲームをしたり、食器拭きを手伝っていただいたり、日常の延長にあるような「楽しみ」を提供するケアを行っています。認知症の方は感情の認識や言葉での表現がしにくくなることがあります。日常でのコミュニケーションを活発化し、家のような安心感がある環境をつくることで、もっと笑顔溢れるケアができると日々実感しています。仲良くなると、昔の思い出話やどんなお仕事をされていたかなど、たくさんのご経験を聞かせてくれます。この仕事は大変なこともありますが、それらを聞いていると、人生という物語の一部を共有しているようで、私のほうが幸せや学び、癒しをいただいています。